100年前の作品が今、甦る！

東京のお客様より、100年も前のぼろぼろの掛軸、直せますか？
とのご相談でした。

大正4年とありますので102年前ですね。
それにしては剥がれは多いですが、汚れもなく良い状態でした。

前の表装の雰囲気を残したままの修理。

お礼のメールにて絶賛していただきましたので、ご紹介させていただきます。

以下、お客様より
「野口さま
本日、無事に掛軸が届きました。丁寧に梱包された箱を開けてみて、身震いがしました。あの100年以上の前のボロボロの掛軸が染みも消えて、神々しく輝いて甦っていました。正直、想像を絶する仕上がりに自然と涙が出てきました。ある職人さんに、「この手の物は、当時ならどこの家にもあったでしょう」と言われましたが、100年後の現在、果たしてどれだけの物が残っているのか、ご先祖の物が今ここに無事に存在していること自体がご先祖との不思議なご縁であり、これを次世代に繋ぐことが大切だとだと思い、野口さまにお願いすることにしました。ホームページでの野口さまの文章と地元紙の記事でこの方なら間違いないと思いお願いすることとしました。料金も他の業者に比べて本当に良心的で料金で悩むことなくお願いできました。本当に有り難うございました。しかし、何度見ても、信じられないくらい完璧に修復されていて、極めて格調の高い掛軸となり本当に嬉しく仕方ないです。年甲斐もなく、誰かに見てもらいたくて、わくわくしています。この掛軸は、大切にして長く長く引き継いで行きたいと思います。このたびは、本当に有り難うございました。」

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