2016.06.10
カテゴリ:お仕事
古代布、しな布の色紙掛け製作
山形県は鶴岡市の名産でもあります、国指定 伝統工芸「しな布」を使って、色紙掛けを作ってとのご依頼です。
科の木の中皮を糸状にして織りあげた山形県のしな織布は、沖縄県の芭蕉布、静岡県の葛布と共に日本の三大古代布の一つに数えられます。
素材を生かして、裏打ちのみで耳のカットも入れず、天木、軸棒、糸だけ張った色紙掛けです。
しな布は、厚く硬くて掛け軸には難しいですが、極薄い裏打ち用紙で加工することで可能となります。
しな布ファンでも、めったに手に入らない逸品です!