書道教室の先生からのご報告の紹介

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野口さま
動画の案内ありがとうございます。
マットの利用は、考えたいと思います。(次回注文させていただく際にお願いしたいです。)
バスタオルは半切の長さのものが手元になかったので、一回めのアイロンがけの際にベニア板で直接アイロンをかけはじめました。全く、裏打ち用紙がつく気配を感じなかったので、あわててバスタオルを使用しましたが、裏打ち済みのものと本紙を移動させる必要がありました。その際にしわになってしまったように思います。
今思えば、そのまま、ゆっくりと続ければよかったように思います。
動画を拝見し、半切失敗の大きな原因がわかりました。
思いもしなかったことが一点ありました。
本紙をはけを使わずに広げること。
通常、はけを使用し、本紙が板にはりつく程度に広げてから、裏打ちとばかり思っているものですから、手で軽く広げられているのを拝見し、びっくりしました。
板にはりつく程にする必要がなければ、霧も少なくなりますね。

ご報告が遅くなりましたが、頂いた布で短冊を軸に仕立てました。
これは、母が昔書いた短冊をはがし、軸装したもので、お蔭様でよい親孝行ができました。
用意していた布(紫と金色)は、何とか仕上げました。
小さい軸で、裏打ち用紙に厚みがあったこと、会場のワイヤーが曲がっていたこと、風鎮を使用しなかったことで、そっている状態の写真ですが添付させて頂きました。
作品展の様子は、お時間がございましたら、ブログにUPしています。

今回の展覧会では、中学生以下は、すべて仮巻にしました。
耕美堂さんでも仮巻に仕立てていただけますか?
仮巻を使用している理由は、廉価であるにつきます。
大人の軸装を依頼した表具店(今回はじめての取引でした)から、
「二層夾宣は、プレス表具できない」
と、連絡がありましたが、そのまま、プレス表具をお願いしたところ、一部シワがあったりしました。
これまでずっとお願いしていた表具師さんからは、言われたことがない指摘でした。
また、公募展など二層夾宣2x8尺は、プレス表具を何度もお願いしていますが、シワひとつ見つけたことがありません。プレス機が違うことは、理解できるのですが・・・。
自身で作品表具したものは、アイロン表具の経験が乏しく、のりで表具してきましたので、はっきりしません。
二層夾宣は、プレス表具やアイロン表具に向いていないのでしょうか?
私の場合、作品の多くは二層夾宣または三層もあります。
受講生の方にも二層夾宣は、すすめています。
プレスに向いていない、アイロン表具に向いていない場合、紙選び方を考えなおす必要があるように思っています。

動画のリクエスト(急いでいませんし、なくても構いません)
茶掛けの風帯の作りかたとその表具。
個人的に茶掛けは、上品で未来に伝えたい軸装だと思っています。

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