2015.10.14
カテゴリ:お仕事
【閲覧注意!】 幽霊画の掛軸仕立て
幽霊画の掛け軸仕立て依頼が来ました!
メールでのやり取りで画像では拝見してましたが、実物はそれはリアルで恐ろしいものでありました・・・。
幽霊画の仕立てを嫌がる表具店があると聞いてびっくりするやら呆れるやら。
なぜ嫌がる必要があるのか?
昔から、幽霊画は縁起のいいものとされて珍重されていたようです。
足のない幽霊画は円山応挙によって世に広められましたが、「足が出ない」というのは「お金が出ない」→「お金が出ていかない」と、大阪の旧家では縁起物と、こぞって掛けたそうです。
あとは宗教的な説法の際に戒めとして使用されるなど、幽霊画や妖怪画は広く庶民に閲覧されていたそうです。
江戸時代に入ると歌舞伎などで幽霊モノも盛んに演じられ、版画の登場でさらに身近なものになっていったそうです。
幽霊画コレクション様より抜粋
幽霊画の表装でお困りの方、是非お問い合わせくださいませ!