司馬遼太郎著「坂の上の雲」の時代

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古い額や屏風の仕立て直し・・・
剥がしてみるといろんなものが出てくる。

今回は、額の下張りに明治35年7月の新聞紙が使われていた。

本来、丈夫な和紙を何重にも貼り合わせて下張りしなければならないのであるが、
この時代日本は大国と肩を並べるべく、軍事費に多額の予算を計上しているため国民は貧困を余儀なくされていた(by坂の上の雲より)
の諸事情もあり、高価な和紙など下張りに使えるはずもなく、新聞紙の下張りを余儀なくされていたのだろう。

もちろん絵師・書家たちも良い和紙が手に入りづらく、質の悪い紙に書かねばならなかったのだろう。
この時代の作品に壊れ・破れが多いのはこのためである。

明治期の表具屋の苦労がうかがえる。

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