表具屋渡世 泣き笑い
日々の出来事 つれづれなるまま
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かなり重症の『八尋桙椙尾大神』の掛軸が担ぎ込まれました!つぎはぎしながらも大事に飾られていたようです。本紙がしっかりしていたので、綺麗にすることができました。
100年以上経っているにしては、割と状態は良かったですね。明治18年6月26日の製作のようです。初めから少し傾いた状態で掛け軸にしてありましたが、修正すると字も消えてしまいますので、そのまま仕立…
なんと昭和44年7月3日 今から54年前の魚拓が持ち込まれました!飛島で釣れた80cm級のコブ鯛ですね。この頃からカラー魚拓はあったんですね。紙もボロボロでシミが一面に発生し、これは厳しいか…
日蓮宗 文字曼荼羅 修理修復 仕立て直し年明けからこのような古い掛軸の修理が立て込んでおります。まだまだお待たせしておりますが、『正月まで間に合えば良いから』というお言葉に甘えてどんどん後回しに…
北海道のお客様より、複雑骨折の『益田柳外』作の可愛い子犬の掛け軸が届きました。これだけ折れが多く出ているというのは、裏打ちの糊が濃いためで、古い裏打ちを剥がすのに相当手こずるなと想像できました…
愛知県のお客様より、ヤフオクでご購入されたお雛様の古い掛軸の仕立て直し依頼でした。古いけれど直筆の良い作品でした。ご自宅は輸入住宅で、「いくら綺麗に仕立て直したところで、掛軸ではなかなかお部屋…
山口県のお客様より瀕死の重症掛軸が送られてきました!短冊が6枚配置された台紙張り掛軸です。恐ろしく古く痛んでいたのですが、本紙そのものはしっかりしているようなので仕立て直しを進めておりました…