機械といってもオートメーションで仕立てるのではありません。

乾燥と接着の部分だけ、プレス機(機械)とアイロン(こて)を使います。

近代 表装の長所

  • 熱で貼り付けるため自然乾燥の時間をとらず短期間で仕立てられる。
  • 価格は比較的安価で仕立てることが出来る。
  • 見た目は古典表装と比べても遜色ない。
  • 加工しやすく斬新なデザイン表具も可能。

近代 表装の短所

  • 将来、仕立て直しが不可能のため一代こっきり。
  • 熱をかけるので作品にダメージが加わる。
  • 仕立て直しが出来ないため作品の価値が下がる。
  • 仕上がりの風合いが「つるん」としている。


よって、

  • 文化財級、有名書画家の作品はこちらの仕立てはお勧めいたしません。
  • 古物の修復もお勧めいたしません。
  • 一度きりの表装と割り切れる作品の表装です
  • 納期は急ぎであれば翌日には仕上がります
  • 仕立て価格は比較的安価になります。



書3

書1

書4

書9


竹

書16

道

達磨2